アスペルガー症候群の方は、「相談」や「議論」が苦手な人が多いようです。
例えば、視覚的な能力が優先するアスペルガー症候群の人は、正面に座った相手の表情にきをとられて、会話がおろそかになりがちです。
他にも想像力に欠けるので、相手の話した言葉を言葉通りにしか受け取れず、たとえ話や慣用句を理解しくい特性もあります。
例えば、友人どうしでふざけて言う「バーカ」も、上司から怒られる「バカ野郎」も同じ「バカ」でしかありません。
私達が何気なく使う「気持ちを考える」は非常に曖昧で、理解しにくい感覚でしょう。
なので相手が求める答えや反応を想像できず、自分の意見を言葉にすることも苦手。
結局のところ答えられずに黙ってしまうことがありますが、悪意のないことが多いようです。
まずは最初の解決方法としては、
- 話し合いの時は正面ではなく横に座る。
- メモを書きながら視覚から伝えるようにしましょう。